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コラム

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PSA②

 先日のコラムでは、前立腺癌の検診に用いられるPSAについて、その数値を解釈する際の注意点についてお話しました。

 今回はその続きとして、PSAに異常がみられた場合の、その後の流れについてお話ししたいと思います。

 前立腺がんの診断を確定させるためには前立腺の組織採取(これを前立腺生検といいます)を行い、病理組織学的にがんの存在を証明しなければなりません。

 前立腺生検に先立って、前立腺のMRI検査を行ないますが、これにより前立腺内のどこにがんがあるのかをあらかじめ確認でき、がんがありそうな部分を狙って組織採取ができるようになり、生検の精度が高まります。もし、MRIでがんの所見がみられなくても、がんがないとは言い切れないので、その場合には前立腺からまんべんなく組織を採取することになります。

 前立腺生検の結果、がんが検出されれば治療へと進みますが、がんが検出されなかった場合であっても安心しきることはできません、がん病巣があまりに小さい場合には、その部分からうまく組織が採取できなかった可能性があるからです。

 ですから、生検の結果がんと診断されなかった場合であっても、引き続きPSAの推移をみていく必要があります。

 そのようななかで、患者さんからしばしば、PSAを下げるにはどうしたらよいか、とのご質問をいただくのですが、残念ながらPSAを下げる方法はありません。正確に言えば、男性ホルモンの働きを抑えるお薬を内服すると下がるのですが、PSAを下げても、前立腺がんの発症が抑えられるわけではありません。むしろ、内服で人為的にPSAを下げてしまったことによって、PSA値が不正確になり、かえって癌の早期発見の妨げになってしまう可能性もあるのです。

 PSAの観察期間中には、PSAを下げることが目標なのではなく、PSAは前立腺癌の早期発見のための道具であると認識し、適切な頻度で、正確に評価をしていくことが大切なのです。

院長 藤田喜一郎

 

 

 

 

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